プレス豆知識 ― 絞りの種類
トランスファー方式による絞り加工
  多工程が必要なプレスのうち順送方式の様に
ワークを材料と共に送れない形状の製品向きです
  一工程目で打ち抜き、或いは切絞り加工で材料からワークを切り離してしまうので
各工程は材料による妨げがなく単発絞りの様に安定し材料の引き込みが期待できます
そのため、順送方式では難しい深さの絞りも可能になります
また、ワークが材料から切り離されていますので、外周部分の加工も
行うことが出来ます
下のアニメはボタン電池のキャップをイメージしたもので
絞りながら外周部分を折り返しています
 
トランスファー方式による絞り加工
トランスファー方式による絞り加工


製品例
製品例 拡大
写真の製品は
外周部を折り返しています